お仏壇の歴史はどのようなものなのか

お仏壇の歴史は?

お仏壇の歴史とは?

今回はお仏壇の歴史を紹介していきます。

お仏壇の歴史

日本の仏教は、中国から渡来してきて、天武天皇によって「諸国の家毎に仏舎を作って、仏像と経を置きて礼拝せよ」との詔令があって、各家にお仏壇を置くようになっていった。

日本最古のお仏壇は、「玉虫厨子(たまむしのずし)」と呼ばれるお仏壇で、法隆寺にて保管されていて、現在では国宝とされています。

ただ、この頃は貴族や役人等ごく一部の人だけが祀っていました。

13世紀になると、親鸞聖人・法然聖人・日蓮聖人・道元禅師等、仏教の改革者が次々と輩出しきて、一般庶民の間にも急速に普及していったと言われています。

その後、江戸幕府が檀家制度を設けたことにより、仏教が日本人の生活様式にも浸透して、各家庭にもお仏壇が置かれるようになりました。

一般家庭のお仏壇は、寺院にあるお仏壇を小型にし、厨子と一体化して箱型にしたものです。

ですから、お仏壇の目的は、家の中のお寺を作る事と同じです。

お寺

お仏壇の最上段は、御本尊を祀るため必ず他よりも一段高くしてあり、ここに御本尊を安置する場所が設けられています。

ご本尊を安置する場所を須弥壇(しゅみだん)と言い、古代インドの宇宙観で世界の中心にあると言われる高峰「須弥山(しゅみせん)」に由来しています。

仏壇作りを始めたのはどこ?

およそ300年の歴史を持っている飯山仏壇は、京都の流れを汲んでおり、厚い木を使用しているため目方が重いと言われている。

戦国時代天正7年(1579)上杉謙信が築城し、江戸時代においては本多氏の城下町として、千曲川舟便の起点であって、物資の集散地として栄えた街として知られている飯山市。

島崎藤村の代表作の一節に「さすが信州第一の仏教の地、古代を眼前に見るような小都会、奇異な北国風の屋造、板葺の屋根、または冬期の雪除けとして使用する特別の軒庇から、ところどころに高く顕われた寺院の樹木の梢まで一すべて旧めかしい町の光景が香の烟の中に包まれて見える。」とあります。

飯山仏壇がいつ頃から、仏壇作りを始めたのか定かな記録はありません。

しかし室町時代から浄土真宗が北陸から伝播して、飯山を中心とした北信地方に広く伝わり、仏壇作りを育む土壌となった事は確かであります。

地元の言伝えによると元禄2年(1689)甲府から寺瀬重高なる人物が来て、素地仏壇を手がけたのが飯山仏壇の始まりだとされている。

また塗仏壇が用いられるようになったのは、それからずっと後世の事で越後潟町から来た、鞘師屋佐七なる人物によって作られたというのが真実であります。

幕末の頃になると、稲葉喜作という仏壇彫刻の名手が現れましたが、この稲葉家の祖先で彦次郎清久・彦佐吉弘らが京都に住んで仏門に帰依したと言われており、仁兵衛に至っては飯山に定住したということで、飯山仏壇が京都の流れを汲んでおり、稲葉喜作の頃からその評判が高まって製作方法も細分化したと思われます。

全国的にも珍しい11軒も仏壇店が軒を連ねている、通称飯山の「仏壇通り」で、年間約1000本の仏壇が生産されているそうです。

この飯山の仏壇通りは、約300m程の通りで、仏壇関係就業者が約150名程が従事しているそうで、仏壇通りというと一般的に東京・浅草が有名ですが、ひとつの通りに仏壇店と職人が集まっているのは珍しいそうです。

供養

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木魚

木魚とは?1つの丸太から中をくり抜き空洞にして、細長い口を横に開け、表面には龍や魚を彫刻したものを言います。

これを、木魚専用の丸布団の上に置いてバチで叩いて鳴らして、法要などの読経でリズムを整えたり、眠気をさましたりします。

おりん

おりんの種類は?お仏壇のおりんには、おりんを置く布団や台、おりんを鳴らすりん棒をセットで購入するのが一般的です。

たとえば、浄土真宗大谷派なら四角形のおりん台で、浄土真宗本願寺派なら六角形か丸いおりん台を使います。

お供え物

お仏壇のお供えとは?お仏壇のお供え物には、五供(ごくう)と呼ばれる、5種類のものがあります。

この五供とは、香・花・灯燭(とうしょく)・浄水・飲食(おんじき)を指しており、いずれも毎日欠かす事ができない大切な物となっております。

仏花

仏花とは?お供えするお花の呼び方には、沢山の呼び方があります。

仏花・墓花(はかばな)・供花(くげ・きょうか)・献花(けんか)・枕花(まくらばな)などがあります。

お線香

どうしてお仏壇でお線香をあげるのか?お仏壇は家の中のお寺と言われており、ご本尊、仏様を祀るところです。

この仏様へのお供えとして、基本的にお花、灯り、そして香の三つがあります。したがって、三具足と呼ばれる鋳物の仏具は、花立て、灯立て、香炉の三つが基本になります。

焼香

焼香とは?焼香とは、葬儀・告別式・法要などで、亡くなった方を供養するためにお香を焚く儀礼を言います。

仏教発祥のインドでは、気候が高温になり体臭などの悪臭が起こりやすく、また香木を多く生産しており、そのため悪臭を消すのに香料を焚いたり、身体や衣服につけたり古くからの風習で...

掛け軸

掛け軸の語源とは?「掛け軸」の言葉の語源は、「掛けて拝む」という意味が込められており、古来の中国・宋で礼拝用として使用されていました。

日本には飛鳥時代に中国から伝来しましたが、後々礼拝用だけではなく、今日では浮世絵・花鳥画・山水画などに代表される様々な芸術に発展しています。

お仏壇のお手入れ

お仏壇のお手入れとは?「一に掃除、二に勤行(ごんぎょう)」と言われている禅宗では、掃除をする時でも、自分を清らかにするつもりでと教えています。

心の垢や塵や埃などを掃除する気持ちを持って、その掃除に打ち込むものです。

戒名

戒名とは?戒名とは、仏の弟子になったという事を表す名前です。

戒名を持ったという事で仏門に入ったということを証明することができ、仏教の戒律を守る証ともされています。宗派によっては「戒名」でなく「法名」「法号」という呼び方があり、浄土真宗では「法名」、日蓮宗では「法号」という言い方...

位牌

位牌とは?位牌の起源には諸説あって、儒教・禅宗・日本古来の神道由来説などがあります。

儒教の由来説では、死者の遺体を埋葬後、桑の木等で作られた依代(よりしろ)にその魂を寄りつかせるとされています。その依代を木主(もくしゅ)と呼ばれることもあります。

御本尊

御本尊とは?御本尊とは、信仰の中心として祀られているもので、それらを模した仏像(彫刻品)や掛け軸の事を言います。

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