法要で一番重視されるのは?初七日・四十九日・百か日・一周忌・三回忌・七回忌・十三回忌・三十三回忌...。
一口に法要と言っても沢山ありますが、この中で最も重要とされているのが四十九日と言われています。
日本のお寺のルーツは?
今回はお寺のルーツ・種類などについて紹介していきます。
基本的に出家した者は、その名の通り、家を持たないで野宿する事が基本です。
しかし、仏教の発祥地である、インドでは、雨期の時期に外を歩いていると、虫などをうっかり踏み殺してしまう事が問題となっていました。
そのため、雨期の時期は無駄な殺生をしないように、大人しくどこかで瞑想などをしようとなりました。
その、場所として作られたのが初期のお寺というわけです。
「寺」という言葉は、中国で生まれ、役所(官舎)を表す言葉です。
お寺を多数建立されたのは、飛鳥時代の6~7世紀の頃で、その頃活動したのが蘇我一族です。
現存するお寺で最古のものが、大阪の四天王寺で、これを建立したのが蘇我の血を引いている、聖徳太子になります。
お寺を建てるのに最も熱心だったのが、奈良時代までを支配していた天武天皇系の天皇の人たちです。
その中でも特に持統天皇・聖武天皇などは、お寺の建立には特に力を入れており、聖武天皇は全国に国分寺を作らせました。
その後、足利尊氏が全国に安国寺を、建立したのが有名です。