だるまさんと言えば

だるまとは?

だるまの歴史は?

今回はだるまの起源・歴史などを紹介していきます。

だるま

達磨(だるま)といえば、テレビの選挙映像や家庭内・オフィスなどでも見られます。

小さい子供の頃の遊びで「にらめっこ」の唄や、鬼ごっこの遊びで「だるまさんが転んだ」、玩具の「だるま落とし」等があります。

このだるまのモデルは、禅宗の祖師である達磨大師です。

達磨大師は、「菩提達磨(ぼだいだるま)」とか「達磨多羅(だるまたら)」とも言って、インド人ではありますが、中国に渡って、禅宗を伝えたと言われています。

この達磨大師は、日本に渡ってきて聖徳太子に会ったという伝説もあります。

だるまさん人形は、約1400年前に中国で作られ、室町時代の日本に伝ってきた「起き上がり小法師」が始まりと言われています。

この起き上がり小法師は、張り子で出来ており、下の一部におもりが入っていて、倒れても起き上がってきます。

それが江戸時代の頃になると、達磨大師をデザインした起き上がり小法師が作られるようになりました。

だるまさんの手足がないのはなぜ?

この達磨大師は洞窟の壁に向かったまま、九年の坐禅を行った事により手足が腐ってしまったという伝説があります。

ここから、手足のない置物が作られるようになり、その達磨大師の不屈の精神から、「七転び八起き」という言葉も生まれました。

江戸時代に中国から日本の長崎の黄檗宗寺院に起き上がり小法師が持ち込まれた時は、インド僧侶の衣服の色が黄色でその色を用いていたと伝えられています。

ただ、日本では火や血の色の赤が古来から魔除けの効果があると信じられ、だるまは赤色を基調とした塗装が一般的です。

達磨大師は、南インドの南天竺(なんてんじく)の香至国(こうしこく)の第3王子として誕生し、名前を菩提多羅(ぼだいら)と言います。

その後、国王であった父が苦しんで亡くなりました。

その姿を見た菩提多羅は、「死んだらどうなるのだろう」と思い、7日間瞑想しましたがわかりませんでした。

そして、これをきっかけに高僧・般若多羅のもと40年間修業した後に、インドから中国へと仏教を広めるために旅立ちました。

その後、528年11月2日(永安元年10月5日)に、なんと150歳で亡くなったと伝えられています。

そしてこの10月5日を、日本の禅宗では達磨の命日の法要を行い、この日を達磨忌(だるまき)と呼ばれています。

だるまさんに目を入れるのはなぜ?

だるま屋が、お客から「この目は気に入らない」と難癖をつけられたため、目の無い白目のだるまを店にお並べて、お客から注文を受けて目を入れたり、お客自身が自分で目を入れてもらうようにしたそうです。

ある説によると、だるまを購入して、願いを込めて左目を入れ、願いが叶ったら感謝しながら右目を入れる、と教えて販売する新しい商法だったとも言われています。

これが「目入れだるま」の始まりで、このだるまに目を入れる事を仏画に目を入れる事にちなんで「開眼(かいげん)」と言われています。

願いが達成出来て両目を入れただるまは、神社やお寺でお焚き上げをしてもらいましょう。

このようにして江戸時代後期の1800年頃には、江戸のだるまが白目になったと言われています。

現在では、「選挙だるま」と言って、選挙事務所にだるまが置かれており、当選確実になったら目を入れる風景が放送されます。

ただ、江戸時代には選挙はなかったので、選挙だるまもありませんでした。

大正14年(1925)普通選挙法が成立して、初の総選挙が昭和3年(1928)でした。

昭和5年の2回目の総選挙で、長野県の議員がだるまに両目を入れたという事で、これから選挙だるまが浸透していきます。

選挙

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数珠・念珠の違いは?数珠も念珠も、基本的には同じ物を指します。(諸説あり)

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宗派を調べるには?故人の住まいにお仏壇があれば、そのお仏壇から宗派を確認する事が出来ます。

お仏壇は、寺院の様式をそのまま小型化にしたもので、宗派ごとに御本尊と両脇の祖師が違うので、ここが宗派を知る手掛かりになります。

坐禅

坐禅とは?坐禅の指導書として、道元(どうげん)には「普勧坐禅儀(ふかんざぜんぎ)」・「弁道話(べんどうわ)」、「正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)」の「坐禅儀(ざぜんぎ)」・「坐禅箴(ざぜんしん)」等があります。

その中の「普勧坐禅儀」では「坐禅は安楽の法門(ほうもん)」と紹介されています。

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